【新唐人2015年03月22日】「共産党に対する九つの評論」、いわゆる「九評共産党」が発表されて以来、すでに約2億人が中国共産党からの脱退を宣言しました。中国共産党の元高官も少なくありません。そのうちの1人、韓広生(かん こうせい)さんに現在の心境などを伺いました。
2001年に中国を離れた瀋陽市司法局の元局長、韓広生さんは、共産党からの脱退を宣言してから10年経ちますが、永遠に後悔しない決断だと述べます。
韓広生さん
「中国を離れ中共を脱退したことは人生で最も正しい決断でした。永遠に後悔しません。友人や元同僚 部下など、連絡の取れた人は皆感服すると言ってくれました」
韓広生さんは1977年に南開大学に入学したあと、同級生の中で最初に共産党の党員になりました。しかし共産党の内情を知り、失望したと言います。特に法輪功学習者への迫害が中国を離れる決め手となりました。
韓広生さん
「最後に決め手となったのは、1999年から始まった法輪功弾圧です。長年 法律の根拠もなく、裁判も行わない中で、刑務所などに収監してきました。暴虐で人道に反する中共に対し、絶望しました。共犯になりたくなかったので、中国を離れる決断をしました」
韓広生さんはカナダにとどまり、現在はトロントで小規模な商売を行っています。1億9000万人以上が共産党および関連組織を脱退したことについて、中国には希望がまだあると語りました。
韓広生さん
「中国の未来は明るいはずです。これほど大勢が目覚め、中共の本質を見抜いたからです。しかも世界は民主や法治に向かい、前進しています。内外の要素で中共はいずれ崩壊します」
共産党内部に残る人は、タイタニック号の乗客のように船の沈没を待っているようだと、韓広生さんは考えています。
韓広生さん
「彼らはタイタニック号の乗客のように船の沈没を待つのみです」
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2015/03/17/a1184941.html(中国語)
(翻訳/河合 ナレーター/佐藤 映像編集/李)