【新唐人2015年08月29日】
ある研究グループがコスタリカの海域付近で調査中、苦しそうなウミガメを見つけました。ウミガメの鼻の穴には何かが詰まり、呼吸を妨げていたので研究員が工具で取り除こうとしています。
しかし異物を取り除くことは思った以上に困難でした。異物はウミガメの鼻に深く突き刺さり、とても苦しそうです。研究員が引き抜こうとする度にウミガメは口を大きく開けて攻撃しようとしますが、鼻から血が流れ出しても異物は抜けません。
ウミガメは必死にもがいて鳴いていますが、人間が自分を助けようとしていることが分かったようで、その後も作業を続けさせています。
8分後、ようやく引き抜いた異物は10センチほどのストローでした。ウミガメを苦しめた張本人は人間だったのです。こんな小さなストローでも、ウミガメの命を脅かす予期せぬ災難になるのです。
これは、もともとウミガメの世界に現れるはずのない苦しみです。
人類は自分をいたわるのと同じ様に、環境を保護すべきではないでしょうか。