【新唐人日本2011年5月16日付ニュース】EUは年度報告書で、警戒すべき外国商品を発表。そのうち最も多かったのが中国製で6割を占めました。
EUの欧州委員会は5月12日、年度報告書で、最近、多くの輸入品から危険な商品を発見したと発表。危険な商品が市場に入るのを防ぐため、早期警戒システムを始動させました。
欧州委員会は、警戒が必要な中国商品は、EU市場の全ての商品の58%に上ると指摘。欧州委員会の消費者保護担当員、ダリ氏は、EUの商品検査を評価しました。
またAFP通信によると、中国とインドのパソコンの普及に伴い、アジア太平洋地域で、ソフトの違法コピーが急増。業者は大きな被害を受けています。
去年、世界のソフトウェア業界は、中国市場で200億ドル、日本円で1兆6千億円を超える被害を受けました。前年と比べ、1.55%の増加です。
このほか、ビジネス・ソフトウェア・アライアンスによると、世界で去年インストールされたソフトウェアの違法コピーは590億ドルに迫り、アジア太平洋地区が187億ドルに上りました。そのうち中国はおよそ78億ドルで、世界第2位でした。
さらに、中国の有毒製品のはんらんにも、世界はショックを隠せません。
干しリンゴに発がん物質、魚に違法抗生物質、干し貝柱とイワシに細菌、キノコに違法殺虫剤、ナマズとエビに過度な抗生物質、ピーナッツクリームにサルモネラ菌など。野菜と表示されたコンテナにアメリカが輸入を禁じている鶏肉や豚肉が入っていたことも。さらに、有毒なエサやシロップ、歯磨き粉、毛布もありました。
世界の工場、中国が作り出す有毒商品は、もう1つの中国の脅威だといわれます。
中国のネットにも、中国は違法コピー大国であるとの指摘が載りました。すでに違法コピーが見当たらない商品がないほど、違法コピーは巨大な産業に発展したといえます。
広東華南理工大学の高大維元教授は、毒を生み出す元凶は中国共産党であり、中国人ではない、中国人も被害者なのだと訴えます。有毒な食品が生まれるカギの一つが道徳だからです。共産党が崇拝する唯物主義、無神論は因果応報を否定しているため、中国人の中で、悪いことをしたら罰を受けるという意識が薄くなっています。そこで拝金主義が横行し、手段を選ばず利益に走るというのです。
新唐人テレビがお伝えしました。