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オバマ大統領が広島訪問 広島市民の思い

2016年05月30日

【新唐人2016年5月30日】

 

オバマ大統領は、G7を終えた後、広島で献花をし、演説を行いました。彼は、現職のアメリカ大統領として、初めて広島訪問を果たしました。

 

記者

「こちらは原爆ドーム前です。今日の伊勢志摩サミットを終え、米国オバマ大統領は午後こちらに着く予定です。オバマ大統領は慰霊碑に献花を終えて、講演する予定です」

 

彼は、再び、核なき世界の重要性と日米同盟の意義を述べました。原爆の被害を受けた広島市民の心境を伺いました。

 

HPS国際福祉団体理事長 佐藤廣之氏

「私にしたら、オバマさんと日本の総理大臣が揃って広島に見に来てほしいという気持ちはあるよね。資料館をまず見て頂きたい。そしてやはり30万という戦争犠牲者に哀悼の意を捧げてほしい。私ごときがああしてください、こうしてくださいという言葉は持ち合わせていないけれど」

 

広島市民

「原爆は使ってはいけない武器だったし、悲しいことだったと思うけれども、人はやはり過去から学んで、美しい未来を創っていくために存在すると思っているので」

 

広島市民

「日本で核なき世界を訴えようではなくて、中国とか、北朝鮮の核開発、そこに対していけないことだと、本当は言って頂きたいな。広島としては そういう核の脅威というものから、広島を守るというのが一番大事な気持ちかなと思っています」

 

広島民間平和団体理事長 槙田氏
「謝ってもらってもね。謝って満たされるものじゃなくて、わかり会えることというのがね。心と心のつながりができるように私は思うんです」

 

2009年4月5日、オバマ大統領が初めて核なき世界の演説を発表しました。今回も、現職大統領の身分で広島を訪問することで、アメリカは核なき世界を推進する義務があることを再度強調する目的と見られています。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com.tw/b5/20160528/video/172517.html(中国語) 

(翻訳/顧 映像編集/李)
 

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