【新唐人日本2012年3月19日付ニュース】重慶市元書記の薄煕来の更迭後、中国のインターネットに変化が現われました。当局が躍起になって封鎖している大紀元のウェブサイトが、一時アクセス可能になりました。17日夜、ポータルサイト“騰訊”(テンセント)のミニブログに “壁を乗り越えずに大紀元が見られた” との歓喜の書きこみが出現。大紀元のニュースを映した写真も共に掲載され、この書き込みを見たほかのユーザーらも試してみたところ、普通にアクセスできたそうです。また、“大紀元共産党脱退サイトの脱退者が1億1千万を超えている”との驚きの書き込みもあったそうです。
また、重慶モデルの崩壊とともに、薄煕来を精神的リーダーとしてかかげていた一部有名な左派サイトも運営停止に追い込まれ、左派学者と呼ばれる司馬南(しば なん)氏のミニブログや講演も削除されました。これに対し、左派の言論の自由を叫ぶ人が出現。一方、芸術家の艾未未さんはボイス・オブアメリカの取材の際、司馬南氏をはじめとする左派学者らの言論は自由でなく、強権と悪の振る舞いであると憤慨。彼らが手段を選ばずに泥を塗り、事実を歪曲して罵る時、艾未未さんが反撃する空間はどこにもなかったといいます。艾未未さんは、“これはナチス式権力であり、いかなる社会でも制限されるべきである”と述べました。
重慶で大々的に推進された革命歌運動。昼も夜もぎわっていた重慶市大礼堂広場では、薄煕来の更迭後、革命歌と踊りが禁止されました。
新唐人テレビがお伝えしました。
www.ntdtv.com/xtr/gb/2012/03/19/a674652.html. (中国語)