【新唐人2013年11月25日付ニュース】法輪功学習者の迫害を取り上げたドキュメンタリー映画「フリー チャイナ」は、すでに数多くの映画賞に輝きましたが、11月21日、ハリウッド音楽賞「ハリウッド・ミュージック・イン・メディア・アワード」でも最優秀オリジナル音楽制作賞を獲得しました。
司会者 アダム・ゲイナーさん
「独立制作部門の最優秀音楽賞は『フリーチャイナ』の主題歌、『信じる勇気』。作曲はトニー・チェンさん、歌い手はクオリアンカ・キルヒャーさん」
「フリーチャイナ」の主題歌が流れる中、作品のプロデューサーを含め、制作関係者に賞が授与されました。
制作および作詞 キアン・ウォンさん
「ジェニファー・ゼンさんに感謝します。彼女の信じる勇気に感謝します。彼女は迫害の被害者です。数千万の法輪功学習者は彼女と同様に拷問、さらに殺害され、臓器を奪われた者もいます。真相を伝え、中国に自由を」
主題歌・作曲 トニー・チェンさん
「音楽は命を救えるのです」
14歳の時、「スパイダーマン」を演じたクリスチャン・ベールさんと「ニュー・ワールド」で共演したハリウッドスター、クオリアンカ・キルヒャーさんは主題歌を歌えて光栄だと述べます。
「フリーチャイナ」主題歌の歌い手 クオリアンカ・キルヒャーさん
「時を超えた美しい歌です。真相を知りパワーを得ました。美しい歌詞は心を打ちます」
この主題歌は、法輪功学習者の固い信念と高貴な人格から生まれたそうです。
主題歌・作曲 トニー・チェンさん
「彼らのインスピレーションと物語に深く感動しました。そこで音楽によって彼らの心の変化を表しました。そのような真実のおかげで、こうして受賞できたのです。光栄に思います」
作品の主人公、ジェニファー・ゼンさんも授賞式に参加しました。
「フリーチャイナ」主人公 ジェニファー・ゼンさん
「良い音楽や芸術は素晴らしいテーマを表現できます。法輪功に関わる感動的な物語や迫害に反対する学習者の姿は、これからも芸術作品のインスピレーションの源になると思います」
「フリーチャイナ」は北京大学の修士で、国務院発展研究センターの研究院だったジェニファー・ゼンさんとハーバード大学の医学博士、チャーリー・李さんの物語が軸です。法輪功学習者からの臓器狩りなど、当局の残酷な迫害が赤裸々(せきらら)に描かれています。2012年の上映以来、すでに6つの国際的な賞に輝きました。
「ハリウッド・ミュージック・イン・メディア・アワード」は6年前に創設された賞で、最優秀音楽賞、最優秀歌唱賞、最優秀作曲賞などがあります。数千曲が出品された今年、ペルー、オーストラリア、スウェーデン、アメリカなど、世界各地から千人近くの音楽関係者が授賞式に参加しました。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2013/11/23/a1010081.html(中国語)
(翻訳/河合 ナレーター/佐藤 映像編集/工)