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なぜ江沢民は刑事告訴されたのか

2015年06月11日

【新唐人2015年06月11日】中国共産党の元トップ、江沢民は、15年間権力の座にいたあと、引退して10年以上になりますが、今、刑事告訴のうねりに直面しています。

 

1989年から 中共中央総書総書記就任

2005年まで 中央軍事委員会首席退任

2015年から 広範囲の告訴に直面

 

刑事告訴をしたのは、残酷な迫害を経験した中国各地の法輪功学習者です。江沢民が法輪功の迫害政策を命じたために、この16年来、本人やその家族、および中国社会を大きく傷つけたとして、江沢民を裁くよう求めています。

 

朱婉琪弁護士

「我々の知る限り、江沢民を訴える動きは中国各地で見られます。元凶を裁くことは迫害停止に不可欠です。必然でしょう」

 

アメリカの人権法律基金(HRLF)は今年5月1日、江沢民の迫害における役割について、文章を発表しました。

 

文章は共産党内部の文書4通と上層部の手紙1通に基づき、江沢民は1999年4月25日から7月19日にかけて、手紙や談話によって、共産党の各組織に対し、自分の意志に服従し、「闘争」の形で法輪功を弾圧するよう命じました。

 

中共中央弁公庁

「江沢民同志が政治局常務委員および その他の指導者にあてた手紙」の通知

 

中共中央弁公庁

「江沢民同志が中央政治局、書記処、軍事委員会の同志に対する指示」の通知

 

中共中央弁公庁

江沢民同志が中央政治局会議で発表した法輪功問題に関する談話の学習および貫徹

 

北京の米国大使館 ワシントンへの電報

1999年7月22日 「中央政治局常務委員は7月19日の会議で法輪功弾圧を批准」

 

横河さん

「法輪功はどの法律も犯していません。よって法では法輪功を裁けないので、中共は最も得意とする政治運動、政治迫害の手を使いました」

 

文章によると、江沢民は動議の手続きに反して、直接、政治局の会議で個人の決定を発表し、法輪功を迫害するための組織、「610弁公室」を法律の枠外で設立しました。江沢民の引退後、この組織は江沢民派の人間が牛耳ってきました。

 

辛子陵さん

「610弁公室は政府機関ではなく、法的効力も備えていません。立法手続きも取られていません。政治局の批准もなく、江沢民ら少数が設立した機関です」

 

法輪功の迫害が始まり、すでに16年になります。この迫害で死亡した法輪功学習者は、身元の確認が取れた人だけでも、3000人以上に上ります。調査によると、江沢民は、生きたまま臓器を奪う「臓器狩り」を許可しました。

 

人権法律基金は、法輪功迫害において、江沢民には、命令・計画・協力と扇動した責任があり、犯罪集団を擁していると指摘しました。

 

中国内外の司法関係者が、江沢民はこの迫害に責任を負うべきだと考えています。

 

江西省 郭蓮輝弁護士

「私も署名して江沢民を訴えます。最高人民検察院に訴えます。中国と国民にもたらした災難は大きすぎます。江沢民が指揮した第二の文化大革命が法輪功弾圧だからです」

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2015/06/09/a1202367.html (中国語)

(翻訳/河合 ナレーター/佐藤 映像編集/李)

 

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