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深刻な住宅問題 小学生記者が十八大で質問

2012年11月16日
【新唐人2012年11月17日付ニュース】中国共産党第18回大会の5日目、都市部の保障型住宅建設が関心を集めました。住建部の姜偉新部長は、言葉を選びながら慎重に記者団の質問に答えました。11歳の小学生記者が、“親たちは住宅購入にお金をはたいたため、おもちゃも買ってもらえない。どうしたら住宅価格を下げられるのか”と質問。姜部長はどのように答えたのでしょうか。
 
11月12日の記者会見で、住宅都市農村建設部の姜偉新部長が記者団の質問に答えました。これからの5年間で都市部の保障型住宅3600万戸を建設し、来年は少なくとも500万戸の施工をはじめると強調しました。また、不動産市場規制政策は続けていくと述べました。
 
これに対し、経済コラムニストの段紹訳(だんしょうやく)さんは、住宅の分配は市場に任せるべきだと示します。
 
経済コラムニスト 段紹訳さん
「住宅分配は市場に任せるべきです。権力で分配すると必ず問題が生じます。政府は保証型住宅を建てるのではなく、市民に補助金を出すべきです。市場に任せればいいのです。これは市場の問題です」
 
記者会見では、11歳の小学生記者が深刻な顔で質問しました。“住宅価格が高すぎて、多くの同級生の両親は住宅購入にお金をはたいたため、子供におもちゃすら与えられない状況です。部長さん、住宅価格を下げる方法はありませんか?”
明らかに、住宅問題はすでに次の世代にまで影響を及ぼしているようです。
 
ネットユーザー 謝丹さん
「子供たちさえ住宅価格の圧力を感じ取っているのです。この圧力やすでに限界まで来ています。今の住宅価格は実際の10倍を越えていますが、ほとんどは政府の各種税収、土地売買金や開発業者に持っていかれています」
 
姜部長は小学生記者の質問にこのように答えました。“勉強に励んでください。住宅価格は将来きっと解決します。”
 
ネットユーザーらが姜部長の代わりにこのように解釈します。“社会は絶えず前に進むものです。お友達のみなさんは勉強に励んでください。住宅価格は将来きっと解決します。税金をまじめに払うと、汚職腐敗問題も将来きっと解決します。”
 
 
新唐人テレビがお伝えしました。
 
 
(翻訳/坂本 ナレーター/大口 映像編集/工)
 

 

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