【新唐人2010年7月29日付ニュース】江蘇省南京市にあるプラスチック工場で、7月28日午前10時、大規模な爆発が発生。大量の死傷者が出ましたが、地元ではかん口令が敷かれています。
爆発が起こったのは、現在移転工事が行われているプラスチック工場。しかし作業員が、あやまってガス管を切断したため、可燃性のガスが漏れました。近くに止めてあった車のエンジンをかけたのがきっかけで、爆発が起こりました。
現場では生きながら焼死した人も多く、死体が散乱した写真もネットに載りました。現在、地元の病院はどこも死傷者であふれかえっているそうです。
しかし、どの病院も犠牲者の数に対し、硬く口を閉ざします。
南京軍区総病院・医療関係者
「統計は無理です。犠牲者の数は答えられません」
南京邁皋橋病院・医療関係者
「数は言えません。当局の指示です」
地元メディアの報道内容も、限られているようです。
南京市民 楊さん
「午前10時に発生し、負傷者は300名あまり」
このほか、地元のテレビ局が現場から実況中継を試みましたが、ある官僚から直接圧力を受けました。結局、中継はあきらめたそうです。
新唐人記者がお送りしました。