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飲食店の紙ナプキンに発がん性物質

2011年11月10日
 
【新唐人日本2011年11月10日付ニュース】調査によると、中国の3割以上の紙ナプキン類には蛍光増白剤や滑石粉などの発がん性物質が含まれています。多くの飲食店でコストダウンのため、劣悪な紙ナプキンを提供しているのがわかりました。
 
中国の“経済参考報”によると、一部の飲食店ではコストダウンのため、顧客に低品質の紙ナプキンを提供。包装もされていないそうです。専門家によると、この類の紙ナプキンには有害物質が含まれているそうです。
 
吉林大学公共衛生学院 張秀敏教授
「正規の紙ナプキンのように消毒などがされていません。これらには有害物質が含まれ、人体に害を与えます。消費者としては被害を案じるでしょう。不合格品の製品は市場に出さないようにし、食卓で使われるのは更に防ぐべきです。使われる機会がある事自体、監督管理部門の責任です」
 
情報によると、蛍光剤や滑石粉はナプキン類に使用してはいけないそうですが、中国の国家基準にはこれらの規定がないそうです。
 
吉林大学公共衛生学院 張秀敏教授
「ここは真空地帯なので、その隙に入り込み、大量に現われたのです。行政部門にはこの方面の法律法規の改善を呼びかけます。監督管理が行き届かないと、劣悪とわかっていても、どうすることもできません」
 
中国消費者協会が10月に実施した、24種の紙ナプキンに対する品質検査では、6種類が不合格。一方、国際食品包装協会が北京、天津、河北省のスーパーマーケットや市場で行った調査では、3割の紙ナプキン類に増白剤や滑石粉などの発がん性物質が使われているのが分かりました。
 
新唐人テレビがお伝えしました。
 
中国劣质餐巾纸长期使用容易致癌
(中国語)
 
 

 

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