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「天下一の村支部書記」 ヘリでワンタンを出前

2013年05月26日

 

【新唐人2013年5月26日付ニュース】5月19日、微博の情報によると、北京小湯山ゴルフ場でゴルフをしている時、突然ヘリコプターが芝生の上に降り立ったそうです。聞いてみると、なんとボスにワンタンを届けに来たのでした。ネットユーザーの調べの結果、この「ボス」はある村の共産党書記だそうです。本日のマイクロニュースです。

 

この人は北京昌平区鄭各庄村の共産党書記で、複数大手企業グループのボスでもあります。ネットユーザーは「天下第一書記」の名称を彼に与えるべきだと提案、でもちょっと不適切ですね。習近平総書記と村書記はやはり違うでしょう。

 

鄭各庄村の中共組織は「党支部」で最も末端の組織単位です。中国では村の書記を「村支部書記」と呼ぶので、「天下第一村支部書記」が妥当でしょう。

 

中国の王朝時期は各村には政府組織がありませんでした。行政コストが高すぎるからです。「県長」「県知事」は最も低い役職で、「七品胡麻官」とは彼らを指します。幾つかの村に「亭長」「保長」がいて、治安や兵役などを管理します。

 

農村はほぼ宗族自治の状態で、村長や族長は村で徳望が高い人で、村の日常管理を行います。彼らに俸給はなく、村民の土地を勝手に売ったりもできません。中共が政権を取ると、彼らを「土地の悪者」呼ばわりし、皆殺しにしました。中共は村に党支部を設置し、村民の全ての行動と思想を制限し、村民の土地まで収用しました。言い換えると、「自由民」を「半農奴」に変えたのです。

 

「ヘリでワンタンを出前」 この事件暴露後、ネットユーザーらは当初成り金が派手に振舞っていると思っていました。多くの人はこのボスを「ゴルフ場のルールも知らない田舎者」と非難しました。村書記の身分が明かされると皆驚いてしまいました。中共党員の贅沢はすでにここまできていたのです。

 

江沢民などの中共ボスたちはヘリは乗りません。打ち落とされるのが恐いので、車隊と道路の封鎖を選びます。20日昼11時55分、北京八達嶺高速の北安河インターの北京方面が封鎖されました。ネットユーザーがこの写真を撮りましたが、中共高官の車隊だったのでした。この「Minibus」を見てください。これは中共中央の一級のシンボルです。

 

このことの後、ある人が疑問をぶつけます。「習近平は道路封鎖しないと言ったんじゃないか?」

はい、確かに言いました。実行もしました。しかし、江沢民時代に始まった「腐敗治国」は中共の官界を徹底的に腐食しています。如何なる粛清や改革、憲政でも中共の崩壊を止めることはできず、如何なる救済措置も無駄です。

 

 

本日のマイクロニュースはここまで。

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2013/05/24/atext903071.html  (中国語)

(翻訳/坂本 映像編集/工)

 

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